「黒いラブレター」の評価・感想まとめ

黒いラブレター第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

黒いラブレター(くろいラブレター)

作者

東谷文仁(ひがしたにふみと)

「恋と成」は小学生が主人公の日常ギャグです。月刊北國アクタスという地方ローカル誌で連載し完結しました。

「ダンジョンのほとりの宿屋の親父」はRPGのようなファンタジー世界が舞台のタイトル通り宿屋の親父が主人公のギャグ。WEBコミックサイトのやわらかスピリッツで連載していましたがこちらも完結しています。

公式Twitter

「東谷文仁」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

掲載誌

月刊少年ジャンプ(2003年3月号 - 2007年7月号)

ぽんこツ

当時は「ギャグマンガ日和」と同時に連載されていたためよく比較されていました。

巻数

全7巻

あらすじ・概要

マシンガントークから、爆笑につなげるギャグマンガの傑作!高校生に見えないフケ顔の「ユレゲラー」、恐怖を感じると猛烈に小便をもらす「貴夫」、47歳のバンドボーカル「トシちゃん」・・・魅惑のキャラが集結!

引用:マンガ図書館Z

基本的には一話完結型のショートギャグです。公式の紹介にも“マシンガントーク”とある通り、全体的にセリフ量が多くキャラ同士の掛け合いで生む笑いが中心となっています。

中盤以降は『田原年男と近藤正男』や『魔王』など以前に登場したキャラが再登場するようになりシリーズ化していくのが特徴。後半になるとほとんどの回がシリーズの続編の話となりシリーズ同士のクロスオーバーなども行われるようになります。

また終盤になるとまさかのバトル展開も出てきます。重くて笑えなくなるというほどではありませんが、少しだけシリアス要素も出てくるので注意。

ぽんこツ

個人的にはバトル展開になるとは思わなかった作品ナンバーワンです。

試し読みや無料連載を行っているか

マンガ図書館Z

amazonなか見!検索

マンガ図書館Zではなんと全話が無料公開されています。

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違法なサイトではなく作者の許可を受けた正式な公開なので安心。

またamazonでも冒頭の11ページが無料公開されています。Kindle Unlimitedに入っている場合は月額料金だけで全話読めますのでこちらを利用するのも手かと思います。

「むき」とは?

黒いラブレターの検索候補

「黒いラブレター」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)の中に恐らく「むき」という謎の単語が並ぶと思います。

本作品読んでいないと何のことか全くわからないと思いますので、気になった方のためにこの項目ではこの「むき」について説明したいと思います。

「むき」とは本作品を代表するキャラクター『ムキさん』のことです。

本名は『無木出汁次郎(むきだしじろう)』。小学生(8歳)でありながら顔が異常に老けているのが特徴で、作中では同級生に一目置かれているためさん付けで呼ばれています。

また常に胸の部分に穴が空いている服を着ており、女性の担任にセクハラを繰り返す変人キャラとなっています。『ムキさん』登場回はシリーズ化されており作中の名有りキャラの中でも登場頻度は高めです。

ただ他にも登場頻度が高いキャラは多いためなぜ『ムキさん』だけ検索候補に出るようになったかは不明。それだけインパクトを感じた人が多かったのかもしれません。

ぽんこツ

ちなみに作中に出てくる『ムキさん』の父『はじめちゃん』はもっと変人です。

なお“異常に老け顔の小学生”という設定は、作者の次作「恋と成」に登場する藤岡弘のパロディキャラ『柳田弘』に引き継がれています。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

黒いラブレター の5段階評価
面白さ
(4.0)
絵の上手さ
(2.0)
健全さ
(2.5)
爆笑
(4.0)
キャラクター
(3.5)
おすすめ度
(3.0)

面白さ

テンポよく進むキャラ同士の掛け合いが面白い。

キレのあるツッコミや時折挟まれる言葉遊びが面白く、キャラ同士の掛け合いが読んでいて楽しかったです。

シリーズ毎に多少当たり外れは感じましたが、ショートギャグ集にしてはそれなりに安定感がありました。

6~7巻にはまさかのバトル展開がありましたが、様々なシリーズのキャラが登場したためこれはこれで集大成的な面白さがありました。

絵の上手さ

ヘタウマでなく単純に下手と感じる画力。

全体的に絵はあまり整っておらず特にキャラの顔は常時崩れ気味です。

また1ページ中のコマ数とセリフ量が多いためゴチャゴチャしていて読みづらいと感じる人もいるかもしれません。

太めの線のやや濃い絵柄でありそれを生かした顔芸が多め。この絵柄だから笑えるという部分もあるので一概に悪いとは言えませんが、ギャグと全く関係ないところの絵も普通に崩れてるのはちょっと気になりました。

健全さ

下ネタは多め。お色気描写はほとんどありません。

下ネタの登場頻度は高め。小中学生レベルのしょうもない下ネタが中心です。

お色気描写はほぼゼロ。一応『謎の老婆』というやたらとサービスカットをしてくるキャラがいますが、よっぽどの熟女好き以外はお色気描写とは呼ばないでしょう…。

爆笑

『謎の老婆』が登場する夏休みシリーズには笑いました。

セリフ量が多くどの話もどこかで一回はクスッと笑えるシーンがあるのは好印象。

シリーズの中では特に『謎の老婆』が登場する夏休みシリーズが笑えました。

主役の婆さんがやたらと露出度が高い服を着て登場するためビジュアルが強烈。下ネタが他のシリーズよりやや大人向けであったりサイコパスじみたオチな回もあったりして記憶に残るシリーズでした。

キャラクター

むやみやたらとオッサンが出てくる。

甲斐性のないオッサンからマッチョなオッサン、幽霊のオッサンに女装するオッサンとやたらとオッサンが出てくるためその印象が強いです。

ぽんこツ

外人・魔法使い・ミュージシャン…いざ並べてみると本当にオッサン多いですね。そういえば作者の自画像もオッサンでした。

しかも皆やたらと脱ぐので絵面のインパクトが強く、「黒いラブレター」といったらやっぱりオッサンというイメージです。

おすすめ

絵柄のハードルが高く下ネタの多さもあって勧めづらいです。

お世辞にも高い画力とは言えず、下ネタも多いため濃い絵柄もあって作品全体に清潔感がないのが人に勧める際にネックです。

ボケとツッコミの応酬、顔芸や脱ぎ芸と言った直球勝負な笑いはツボにハマるとかなり笑えますがスベっていると感じると痛々しく見えてしまう可能性あり。

全話無料で読めるのはかなり大きなメリット。これを言ってしまうと元も子もないんですが、人を選びそうな作品なので悩んだら読んでみたほうが手っ取り早いです。

シュールな笑いや前知識ありきのパロディギャグはほぼありません。ハイテンションで進む掛け合い重視の王道ギャグマンガを読みたい方におすすめです。

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