「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」の評価・感想まとめ

磯部磯兵衛物語第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜(いそべいそべえものがたり〜うきよはつらいよ〜)

「磯部」が「磯辺」になるなど漢字が間違えられやすく、雑誌中の表記で公式が間違えることも稀にありました。

作者

仲間りょう(なかまりょう)

同作者の他作品

この作品以外に単行本化された作品はありません

公式Twitter

「仲間りょう」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」公式Twitter

作品に関する最新情報を伝える総合アカウントです。

掲載誌

週刊少年ジャンプ(2013年47号 - 2017年46号)

誌面では主に巻末のギャグ枠を担当。

看板漫画「ONE PIECE」の原稿が作者急病で落ちた時に代理原稿として「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」の読み切りが掲載、その読み切りが読者アンケートやネットで反響を呼んだことで連載に至ったという少し変わった経緯を持っています。

巻数

全16巻

あらすじ・概要

花のお江戸に暮らす青年武士・磯部磯兵衛の夢は立派な武士になること。そのため武士道学校に通い、日々精進…する予定!?実際は励まず学ばず勤しまず、ぐっだぐだな日々を送る磯兵衛の物語、幕を開けるで候。

引用:集英社コミック公式

浮世絵風の作画が大きな特徴。江戸時代を舞台にダメ武士「磯部磯兵衛」が過ごすだらだらとした日常を描いたギャグ漫画です。

台詞の言い回しも江戸時代“っぽく”なっていますが、徳川家が全員勢揃いしている上に兄弟になっているなど時代考証はかなり適当。ウィンドウショッピングやマイクなど江戸時代には存在しない言葉や道具が普通に使用されたりと時代背景に縛られない独特のゆるい世界観を作り出しています。

ぽんこツ

ボケ・ツッコミがないギャグ漫画がコンセプトらしいよ!

試し読みや無料連載を行っているか

ジャンプ+

集英社 S-MANGA

amazonなか見!検索

ジャンプ+では第1話から第3話まで、S-MANGAとamazonでは各巻の第1話が無料公開されています。

アニメや実写の原作になっているか?

この作品はアニメ化・実写化(舞台)ともにしています。

アニメ「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」

2015年12月からdTVとGyaoで配信中(全40話)。30秒ほどのショートアニメ「豆アニメ」(略して「マニメ」)となっています。

制作は「ギャザリング」。磯兵衛役に山下大輝さん、中島役に村瀬歩さんがキャスティングされています。

第1話⬆|公式サイトBlue-ray

舞台「磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜」

「劇団Patch」によるミュージカルが2016年の4月と10月に大阪で上演されました。

ダイジェスト⬆|公式サイト

「処す」とは?

磯部磯兵衛物語の検索候補

「磯部磯兵衛物語」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)の中に恐らく「処す」という単語が並ぶと思います。

これだけだとなんの事かわからない方もいると思いますので、この項目では「処す」について説明します。

「処す」という単語は1巻の第15話〈徳川15兄弟将軍で候〉に登場した徳川兄弟が発した台詞です。

徳川兄弟は今の江戸に足りないものは何か知るために城下町に降りて行きました。その際に町人は将軍たちを見ると皆平伏したのですが、磯兵衛は本の立ち読みに夢中で平伏しませんでした。その姿を見た徳川兄弟は

「アイツ…頭高くない?」「どうする処す?処す?」

と反応。そのシュールな台詞(とコマ)がネット上で大ウケし、台詞や将軍の姿を改変したコラが大量に作られるなどこの漫画で最も有名なシーンになりました。

ぽんこツ

作者曰く漫画のタイトルよりも「処す」で通じたりしてたとのこと

この反響は作者にも意外だったらしく「まさか『処す』がこんなに評価されるとは思わなかった」と単行本4巻の幕間に書かれています。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜の5段階評価
面白さ
(4.0)
絵の上手さ
(3.5)
健全さ
(2.5)
爆笑
(4.5)
キャラクター
(3.5)
おすすめ
(3.5)

面白さ

ゆるい作風が箸休めに楽しむギャグ漫画として最高。

よく読むと意外と毒を吐いていたりしますが、言い回しと画風のおかげでマイルドになっています。長編には多少当たり外れがあり少しダレることもありましたが、大名編などはかなり楽しめました。

絵の上手さ

浮世絵風の作画が意外と読みやすい。

特別絵が上手いと思ったりはしませんでしたが(失礼)、読みづらいと思ったことも一度もありませんでした。作者曰く間を重視するために台詞は少なめにしているとのことでスラスラと読めるのもグッド。

健全さ

お色気描写はほぼ皆無。下ネタはやや多め。

学校に通う年頃の少年が主人公なので思春期的な下ネタが中心です。

直接的な描写はほとんどなく、絵柄もあって頻度の割に不潔さはあまり感じませんでした。ただしお北ちゃん(葛飾北斎)登場回はモザイクだらけなので注意。

爆笑

脱力系ギャグ漫画ならではの独特の間とワードセンスにかなり笑いました。

オチよりもキャラ同士の他愛のない掛け合いの一言がツボにハマって笑うことが多かったです。また母上絡みの規格外過ぎる能力や行動から始まるギャグにも何度も笑わせてもらいました。

キャラクター

主人公もいいキャラしてますが意外と脇役のキャラが濃い。

母上はもちろん同レベルの異常さを持つ先生、元殿様の犬や幽霊になってやりたい放題している武蔵(ムサムサ)に小次郎(コッジー)など個性的な脇役が多く読んでいて楽しかったです。

ぽんこツ

花岡が意外と友人思いなことがわかる年賀状の回、好き。

おすすめ

絵に抵抗がなければ読み始めやすい。

徳川家やペリーといった歴史上の人物が多く登場しますが、史実について詳しく知っている必要は全くありません。漫画・アニメ・ゲームといったオタク的なカルチャーのパロディもほとんどない(稀に有名漫画の小ネタが登場する程度)ため、「楽しむのに前知識が必要ない」という点でとても優秀なギャグ漫画だと思います。

ややシュールな笑いが中心となるので激しいツッコミやギャグの応酬などの王道の路線を期待して読むと少し拍子抜けしてしまうかも。脱力系の笑いが楽しめるので肩肘張らずに読めるギャグ漫画を探している方におすすめです。

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