「脳酸球/尾玉なみえ短編集」の評価・感想まとめ

脳酸球の表紙

ぽんこツ

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基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

脳酸球(のうさんきゅう)

作者

尾玉なみえ(おだまなみえ)

“打ち切り女王”と称されるほどに打ち切り作品が多いことで有名な作家です。

ほぼ全ての作品が3巻未満で完結して(打ち切られて)いるのが特徴。唯一月刊少年シリウスで連載された「マコちゃんのリップクリーム」が全11巻と長期連載に成功しています。

ぽんこツ

本作品は「ロマンティック食堂」に続く2冊目の短編集となります。

掲載誌

単行本は2009年7月に発売されました。集英社を中心に様々な雑誌に掲載された読み切りを集めた短編集となっています。

収録タイトル一覧

掲載誌タイトル
ヤングジャンプ増刊・漫革燃えよセールス!!なつかしや童謡
やせるパラパラ
二人と明太子
ちっちゃいアヌビス
似てないけど平気
週刊ヤングジャンプ車が3つもある名前
鬼部長イネガー
スベスベーナ
審判ストレッチ
コミックマーブル鼻は顔の一部
ビジネスジャンプ増刊・BJ魂まむしレディ
愛しのレスラー
サルっ子ペペペペ登場
メガネがため
オシャレ
強襲、ゴリアテ
熟れっ子ダン
ビジネスジャンプロンリー・バブル・モンキー・XXXX
二代めビー蔵
週刊少年チャンピオンサルの子ペペはふはふ吸うヒカルの巻
XXちゃうわ、ヒカルの巻
クソまみれヒカルの巻
蝶進化アルカ猿

「サルっ子ペペ」と「サルの子ペペ」は舞台や人物設定はほぼ同じですが、登場する人間の名前が違う、「サルの子ペペ」の『ペペ』は人間の言葉を喋れるなど少しだけ設定が違っています。

ぽんこツ

講談社の雑誌に掲載された読み切りは一つもないのに発行はなぜか講談社からという不思議な単行本です。

あらすじ・概要

『燃えよセールス!!』『サルっ子ペペ』など単行本未収録作品を一挙収録。もう打ち切り作家なんて呼ばせない!吹き荒れるなみえ旋風!猛り狂うなみえウェイヴ!「結構です」と拒否っちゃいやん。読むがいいさ。笑うがいいさ。これがあたいの生き様さね!

引用:講談社コミックプラス

短編が23本収録。セールスマンと主婦の昼下がりの攻防を描いた「燃えよセールス!!」と、知能が高いチンパンジー『ペペ』と学者の子供とのふれあいを描いた「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」が内容の大半を占めています。

独特の台詞回しとアクの強い下ネタが特徴。これは作者の作品共通の特徴とも言えます。

試し読みや無料連載を行っているか

コミックDAYS

講談社コミックプラス

amazonなか見!検索

コミックDAYSでは第1話、講談社コミックプラスとamazonでは冒頭から30ページ(第1話から第5話の途中まで)が無料公開されています。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

脳酸球の5段階評価
面白さ
(3.5)
絵の上手さ
(4.0)
健全さ
(2.0)
爆笑
(4.0)
キャラクター
(2.0)
おすすめ
(3.0)

面白さ

短編集にしては面白さに安定感がありました。

短編集となると話毎に面白さがバラバラで玉石混交になるパターンが多いですが、本作品は面白さに全体的に安定感があるように感じました。

ただ作者の他作品を知っていることもあってか新鮮な驚きは少なめ。「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」は下ネタに強烈なパンチがありましたが、それ以外の短編は小さくまとまっている印象でした。

ぽんこツ

そういった印象を受けたのは作者の「尾玉なみえ」さんにもっと尖ったギャグを期待している個人的感情が原因かもしれません。

絵の上手さ

短編毎に多少絵柄が違いますがどれも読みやすいです。

「サルっ子ペペ」「サルの子ペペ」は大きな目が特徴的な少女漫画風の絵柄。こちらは同作者の他作品でも見かける普段の絵柄です。

「燃えよセールス!!」「愛しのレスラー」「まむしレディ」は普段の絵柄より頭身が高め。どちらの絵柄もとても読みやすくキャラの描き分けもしっかり出来ています。

健全さ

お色気描写はほぼゼロ。下ネタは多め。

短編毎に下ネタの頻度や表現の仕方に多少差があります。

「燃えよセールス!!」は直接的な描写はありませんが行為を匂わせる独特の言い回しを使った下ネタが多め。

「サルっ子ペペ」「サルの子ペペ」は直球気味の下ネタが多め。特に「サルの子ペペ」はギャグの大半が下ネタで構成されておりハッキリ言ってかなり下品です。

爆笑

「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」の毒気の強いギャグや下ネタに爆笑!

子猿に大の大人が寝技をがっちりとキメる「サルっ子ペペ」の『メガネがため』回にはかなり笑いました。しょうもなさと現実的な痛みが同居していそうな点が笑えます。

ぽんこツ

野生動物ヲ イヂメルナァ~

また「サルの子ペペ」に登場したギャグ『親子涅槃ロープ』もブラック過ぎて笑ってしまいました。その前後シーンのギャグも下品過ぎる。酷い。

キャラクター

短編集ですが単発キャラは少なめ。

内容のほとんどが「燃えよセールス!!」と「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」で構成されているためこの二作品のキャラが何度も登場します。

どちらにも個性的なキャラが登場しますが可愛さや魅力を掘り下げる描写はなし。全員あくまでギャグ要員です。

おすすめ

下ネタが楽しめるか否かが大きなウェイトを占めています。

短編集ですが「燃えよセールス!!」と「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」の二作品+αと考えて問題ありません。

描き下ろしは巻末にあるエッセイ漫画1ページのみと少なめ。お得感は少ないですが収録話全てを雑誌で既読という方はなかなかいないかと。

絵柄は多少クセがあるので人を選ぶかも知れません。何をしているかわからないなどの読みにくさは全く無いのでその点は安心していいと思います。

良くも悪くも下ネタのインパクトが強いです。「燃えよセールス!!」はそれほどではありませんが「サルっ子ペペ(サルの子ペペ)」はほとんどのギャグが下ネタなので、下ネタが楽しめるか否かで本作品の感想は大きく変わってくると思います。

作者独特の台詞回しは健在でファンは変わらず楽しめると思います。尾玉なみえが好き、もしくは下ネタが好きな方におすすめです。

ぽんこツ

両方好きだと間違いないですね!

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