「オケラのつばさ」の評価・感想まとめ

オケラのつばさ第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

オケラのつばさ

作者

のりつけ雅春(のりつけまさはる)

実写化もされた“アフロ田中”シリーズで有名な作者です。

本作品は作者の描いてきた中で“アフロ田中”シリーズに属さない唯一の作品となっており、主人公も『田中広』ではありません。

ぽんこツ

ただし「オケラのつばさ」の50話には『田中広』が少しだけ登場。“アフロ田中”シリーズと世界観を共有していることがわかります。

公式Twitter

「のりつけ雅春」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

掲載誌

ビッグコミックスピリッツ(2014年8号 - 2015年31号)

巻数

全5巻

あらすじ・概要

親の遺産でウハウハ、イケメンだから女にもモテモテ、絶賛人生勝ち組の青年・桶川 翼は、ある日バイク事故で瀕死の重傷を負うが、偶然居合わせたとある神様に命を救われる。 しかし、命の代わりに、命の次に翼が大事にしていた“あるモノ”を奪われてしまい―!?

引用:小学館eコミックス

金にも女にも全く困っていないイケメン主人公「桶川翼」がバイクで事故を起こし死にかけたところを「貧乏神」に救われるところから始まるギャグです。

命を助ける代償に「貧乏神」は主人公の持つお金を全て没収。今後新たにお金を持つことも禁じ完全な無一文で死ぬまで過ごすことを主人公に強要します。

この状態の主人公と「貧乏神」が現代社会で引き起こすハプニングが内容の中心。また中盤以降は男女関係におけるあるあるや心理関係のネタが増えてくるのが特徴となっています。

試し読みや無料連載を行っているか

小学館eコミックストア

コミックシーモア

amazonなか見!検索

小学館eコミックストアやピッコマ、コミックシーモアで第1巻の冒頭から約30ページが無料公開されています。

2巻以降は各巻の冒頭から約10ページが無料公開されています。

打ち切りか否か?

オケラのつばさの検索候補

「オケラのつばさ」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)の中に恐らく「打ち切り」の文字が並ぶと思います。

ということは本作品が打ち切りだったのかが気になっている人が多いと思いますので、この項目では簡単にですが打ち切りか否かについて考察したいと思います。

基本的にその作品が打ち切りだったのか否かは公表されません(稀に作者自身が告白することはあります)。なので読者側はあくまで予想するしか無いのですが、本作品に関しては打ち切りの可能性は高めです。

まず週刊連載で5巻で終わってしまったという点。掲載期間も約1年半とちょっと短め。“アフロ田中”シリーズは毎回全10巻となっていることを考えるとこれはちょっと不自然な印象を受けます。

あと打ち切りを強く感じさせたのはやはり“アフロ田中”シリーズの突然の再開。「オケラのつばさ」を終わらせた後に完結を公表していたはずの“アフロ田中”シリーズを再開させたのは流石に違和感がありました。思ったより売れなかった、もしくは人気が出なかったのかな…?と邪推してしまいます。

ぽんこツ

この点については「しあわせアフロ田中」のおまけマンガで作者から“大人の事情”とのみ紹介されています。

ただ最終話はブツ切りという印象は受けずそれなり(あくまでそれなり)にまとまっているように感じました。神様たちの結論の出し方はやや唐突でしたが打ち切り特有のめちゃくちゃな展開にはなっていないと思います。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

オケラのつばさの5段階評価
面白さ
(4.0)
絵の上手さ
(4.0)
健全さ
(1.5)
爆笑
(3.5)
キャラクター
(3.5)
おすすめ度
(3.0)

面白さ

主人公が「貧乏神」に対して吐く反論が痛快。

多大な資産を一気に失い強制的に無一文にさせられた主人公の魂の叫びは哀れでしたがどれも笑えました。

付きまとう「貧乏神」に対してブチギレたりするシーンも痛快な台詞が多く読んでいて楽しかったです。

ぽんこツ

マジで朝っぱらからお前…
汚ね───もん見せんじゃね─────!!ボケ──────!!

また主人公が最終回に出したお金に対する決着の付け方も多少煮え切らない部分はありましたが読後感は悪くはなかったです。

絵の上手さ

展開や状況が把握しやすくとても読みやすいです。

コマ割りはわかりやすくキャラの描き分けもしっかりしていて非常に読みやすいです。

作中で唐突に場所・場面が変わっても状況が把握しやすく安定した画力を感じます。

ただ主人公が女性の誰もが惚れるイケメンという設定の割にはそこそこの見た目だなとは感じました(違和感があって集中できないということはないです)。

健全さ

下ネタ・お色気描写ともに多数。

下品なネタはかなり多め。青年誌連載なのでやや大人向けの下ネタが中心です。

また後半になると人間の子孫繁栄がテーマとなる回が登場、テーマに関連したド直球な台詞が飛び交うためかなり下品です。

お色気描写も頻度が高くこちらも直球気味の描写が多め。

ぽんこツ

「貧乏神」に至ってはほぼ毎回服を着ていません。

女の子は可愛いため出てきて悪い気はしませんが、電車内で読むのは難しいと思います。

爆笑

ホルモンの分泌でスーパーサイヤ人化するキャラたちに笑いました。

5巻にエストロゲンやテストステロンといった性ホルモンに関わるネタが登場する回が何度かあるのですが、各キャラがその性ホルモンによって魅力が増す演出がスーパーサイヤ人のパロディになっておりくだらなすぎて笑ってしまいました。

ぽんこツ

各ホルモンに対するちょっとした解説もあり豆知識的な面白さもありました。

キャラクター

金持ちイケメンと貧乏ブサイクの対比がよかったです。

友人として登場した貧乏で非モテの「中村」は主人公の設定と対比した部分が多く、金を失ったときの落胆の仕方や持たざるものならではの妙なたくましさにリアリティがあって見ていて楽しかったです。

ぽんこツ

ただ「中村」は“アフロ田中”の登場人物と似通った部分が多く、やはり過去シリーズを超えるキャラを作るのは難しいのかなとも感じました。

また「貧乏神」はなかなか他にはいない強烈な個性を持っていていいキャラしているなと感じました。神様ならではの理不尽な理論と能力で二人を振り回す展開には笑えました。

おすすめ

バカバカしいギャグが楽しめますが、全体的に下品なので注意。

お金と性に関わるネタが多くかなり俗っぽい内容となっています。雰囲気は明るくバイオレンスな要素もありませんが(動物には襲われる)、全体的に下品なので下ネタが苦手だと厳しいと思います。

“アフロ田中”シリーズとの関わりですが、基本的には無関係です。ただ5巻の50話<アフロなお客>には“アフロ田中”シリーズの主人公『田中広』が登場、作中でカタール への出張は1年だったことを語ります。よって時間軸的にこの「オケラのつばさ」は、「さすらいアフロ田中」と「しあわせアフロ田中」の間に位置する作品だということがわかります。

ぽんこツ

『田中広』が登場するのはその1話のみで、その話以外にあまり大したことは語りません。

あくまでちょっとしたファンサービスに近い出演なので、“アフロ田中”シリーズを読んでいても読んでいなくても楽しめる内容となっています。

全5巻と手に取りやすい巻数なのはメリット。恐らく打ち切りですが極端におかしな終わり方はしておらずそれなりにまとまっています。

もしお金を一切持てなくなったらのifの話に興味が湧いた方、下ネタが好きで短い巻数でサクッと読めるギャグを探している方におすすめです。

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