「パープル式部」の評価・感想まとめ

パープル式部第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

パープル式部(パープルしきぶ)

作者

フォビドゥン澁川(フォビドゥンしぶかわ)

「てらほくん」は同雑誌「テラフォーマーズ」のスピンオフ作品、「スナックバス江」は現在週刊ヤングジャンプで連載中です。

ぽんこツ

詳しくはそれぞれに記事がありますのでよかったら是非。

公式Twitter

「フォビドゥン澁川」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

掲載誌

週刊ヤングジャンプ(2014年27号 - 2015年31号)

約2年もの長期に渡って代理原稿(連載陣の原稿が落ちた時の穴埋め)として不定期に掲載され、その後正式に連載がスタートしたという変わった経歴を持っています。

巻数

全2巻

不定期掲載時代の読み切りをまとめた「パープル式部読切集 花の巻」が存在し、この単行本が0巻という位置づけになっています。この作品を含める場合は全3巻となります。

あらすじ・概要

世界を代表する愛の伝道師こと、パープル式部。カリスマ結婚コンサルタントとして、迷える独身アラサーに婚活の極意と、「真の愛」とは何かを教授する慈愛の物語。結婚とは何か、夫婦とは何か、欲望とは何か。恋に恋する平安GAG 全ての愛はここに記されている!!!

引用:集英社コミック公式

“ライト源氏結婚相談所”に務める結婚コンサルタント「パープル式部」と、この結婚相談所に登録している29歳独身の「青木夏海」を中心に巻き起こる様々な騒動を描いた1話6ページのショートギャグです。

「パープル式部」は唐突にロボ化したり死んでも当然のように生き返ったりするなどかなり何でもありで不条理なキャラとなっており、その神出鬼没で制御不能な行動に周りのキャラが振り回されるというのが基本の展開となっています。

話にあまりストーリー性はなく一話完結型、平安風の言い回しや強引なルビ振りを用いた独特のワードセンスが特徴です。

スピンオフ

この作品には「バーチャル式部」という作者本人によるスピンオフが存在します。

このスピンオフはパープル式部の第20話〈募集〉という回で告知された「青木夏海の恋人&結婚相手募集~あなたの考えるキャラが作品内に登場!!~」という読者参加型の企画から始まりました。

集まったキャラがパクリだったりコンプラ的にアウトだったり生キャラメルの作り方だったりと読者側がやりたい放題したためかなりカオスな内容になっているのが特徴です。

となりのヤングジャンプで連載され全9話で完結しましたが単行本化はされませんでした。企画の経緯や採用されたキャラクターの詳細についてはパープル式部の第2巻に記載されています。

ぽんこツ

となりのヤングジャンプから削除されてしまったため現在は読むことが出来ません。幻の迷作となってしまいました。

なお採用されたキャラの一部は「パープル式部」本編にも登場しています。

試し読みや無料連載を行っているか

となりのヤングジャンプ

集英社 S-MANGA

amazonなか見!検索

となりのヤングジャンプでは第1話から第3話まで、S-MANGAとamazonでは読み切り集を含めた各巻の第1話が無料公開されています。

ヤンジャン!

ヤングジャンプの公式アプリ「ヤンジャン!」ではアプリ内で3話まで無料で読むことができます。

パープル式部と「FGO」「おでん」の関係

パープル式部の検索候補

「パープル式部」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)の中に恐らく「fgo」と「おでん」という単語が並ぶと思います。

かなり不思議な組み合わせで気になる方もいると思いますので、この項目ではそれぞれについて説明します。

FGOに「紫式部」が実装され話題に

これは過去の偉人や伝説上の人物などを召喚し戦わせるFGO(正式名称Fate/Grand Order)という有名なゲームに「紫式部」が登場したことに起因しています。

紫式部が実装された際にこの作品「パープル式部」が連想ゲーム的に思い出され、紫式部とパープル式部を組み合わせた大量のコラージュが作られるなどtwitterではトレンド入りするほど話題になりました。

作者もこの話題に乗りFGO風なパープル式部のイラストをtwitterに投稿しています。

作中の「おでん」に関するエピソードが話題に

これは2巻の第29話〈相性〉で繰り広げられた「おでんをおかずにご飯を食べられるか」という議論に起因しています。

彰子がおでんをオカズにご飯を食べていることを皮切りに、食べ合わせの話題で三人が喧嘩(?)するという内容となっています。

本当にそれだけの話なのですが、検索候補に出てきたということはこのエピソードが多くの人の心を動かしたのは間違いないようです。

ぽんこツ

自分はおでんとご飯は合わないと思ってます(燃料投下)。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

パープル式部の5段階評価
面白さ
(3.5)
絵の上手さ
(1.5)
健全さ
(2.0)
爆笑
(4.0)
キャラクター
(4.0)
おすすめ
(2.0)

面白さ

時折ついていけない回もありましたが、かなり楽しめました。

強烈な顔芸に当然のように行われる人外への変身と「パープル式部」のそのバーリトーゥード(なんでもあり)なスタイルのギャグは大振りながらも当たると破壊力がありました。

また自己紹介ギャグやちょっとしたパロディなどの小ネタが1ページ中にたくさん詰め込まれており、読んでいてクスっとくるシーンが多く飽きが来ないのもよかったです。

絵の上手さ

ヤングジャンプに載ってたことを疑いたくなる画力。

顔が大きくて頭身が低いデフォルメの強いキャラデザイン。コマ割りはわかりやすく意外と読みにくさはありませんが、ギャグ的な演出だという面を含めても絵の崩れ方は激しいです。

ぽんこツ

画力については巻末のおまけマンガでも作者が自虐ネタにしています。

特に読み切り時代の画力はこれがヤングジャンプに載ったのかと思うと衝撃的。2巻まで読み進めると素人目にも画力の向上を感じますが、それでも並以下だと思います。

健全さ

表紙から伺えるように下ネタはかなり多め。

下ネタの頻度はかなり高め。青年誌なだけあってかなり大人向けなネタも登場します。

ただ下ネタ以外のギャグも多く、下ネタ一辺倒ということはありません。

お色気描写はゼロ。「パープル式部」はやたらと服を脱ぎますが、あくまでギャグであってサービスカットとは呼ばないでしょう。

爆笑

「パープル式部」のライバル「清リトル納言」登場回はインパクト大。

唐突に登場しては「パープル式部」に因縁をつけ醜い争いを繰り広げる「清リトル納言」には大いに笑わせてもらいました。

ぽんこツ

Say Show Now Go On!!

特にお互いの意外な一面を見せつけられた時限爆弾回と結婚回が緩急あって強烈。

またアニメ研究会が登場する回も毎回笑わせてもらいましたが、妙に生々しいオタクの生態に関する分析が何故か心に刺さりました…。

キャラクター

脇を固める女性キャラに意外と愛嬌を感じました。

「パープル式部」が容姿・中身ともにぶっ飛んでいるためどうしてもそちらに目を奪われますが、脇を固めるキャラには意外と愛嬌がありました。

ツッコミ役でアラサーヒロインの「青木夏海」はなぜ結婚できないのか不思議なほどに良心を感じるキャラで癒されます。

ぽんこツ

ポンポン持ってるときの青木さんカワイイ!

また連載版から登場したパープル式部の右腕「藤原彰子」もアイドル衣装を着たり応援団長風の学ランを着たりと変幻自在に姿を変えて動き回る姿が可愛らしく、地味にファンが多いようです。

おすすめ

人を選ぶ要素がかなり多め。読み切り集の存在にも注意です。

確実に人を選ぶ絵柄です。画力が低くキャラデザインのクセも強いので試し読みしておくことをおすすめします。

ギャグも下ネタにパロディ、メタ発言と人を選ぶ要素が多め。世の風潮や日常のあるあるを小馬鹿にしたり皮肉ったりと毒も強いです。

また第1巻が読み切り時代からの続きに近い始まりになっている点にも注意。読み切り時代の作品をまとめた『読切集 花の巻』は読んでいなくても大きな問題はありませんが、読み切りを読んでいること前提の内輪ネタが多少あります。

ぽんこツ

読切集は前日譚に近い内容です。「パープル式部」と「青木夏海」の初めての出会いも読切集に収録されています。

読切集を含めても全3巻と手には取りやすい巻数です。人を選ぶ要素は多いですが、そのぶんツボにハマるとかなり笑えます。

「パープル式部」のその破天荒で型破りなキャラは一度読むと忘れられない衝撃があるので、ギャグに勢いとインパクトを期待する人におすすめです。

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