「さすらいアフロ田中」の評価・感想まとめ

さすらいアフロ田中第1巻の表紙

ぽんこツ

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基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

さすらいアフロ田中(さすらいアフロたなか)

作者

のりつけ雅春(のりつけまさはる)

本作品は“アフロ田中”シリーズの第4作目です。「上京アフロ田中」と「しあわせアフロ田中」の間の作品にあたります。

ぽんこツ

“アフロ田中”シリーズの順番についてはこちらで詳しく解説しています。よかったら参考にしてください。

公式Twitter

「のりつけ雅春」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

掲載誌

ビッグコミックスピリッツ(2010年26号 - 2013年24号)

巻数

全10巻

あらすじ・概要

田中 広、23歳。千葉でトンネル掘りをするアフロヘアの契約社員、田中広。つきあってた彼女の浮気現場に出くわして、大失恋を喫したせいか、どうも毎日がすっきりしない。人生初の“トラウマ”がアフロ頭につきまとうのだった。

引用:小学館公式サイト

前作の「上京アフロ田中」最終回の一年後が舞台になっており、語学留学をした彼女『マキ』ちゃんに再会しにいくシーンから始まります。

公式のあらすじにも書いてありますが、第1話に『マキ』ちゃんの浮気現場を見てしまい主人公の『田中広』は失恋をしてしまいます。

この失恋と契約社員の期限が切れたことが重なり、主人公は日本一周の旅に出ることを決意。今作ではその旅路が描かれます。

中盤以降は恋愛要素が増えてくるのが特徴。主に男側から見た男女関係のあるある(?)ネタが多く登場します。

試し読みや無料連載を行っているか

小学館eコミックストア

ピッコマ

amazonなか見!検索

小学館eコミックストアやピッコマ、amazonで第1巻の冒頭から約30ページが無料公開されています。

2巻以降は各巻の冒頭から約10ページが無料公開されています。

「さすらいアフロ田中」の続きやその後について

さすらいアフロ田中の検索候補

「さすらいアフロ田中」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)に恐らく「続き」や「その後」といった単語が並ぶと思います。

本作品は少し特殊(?)な結末を迎えているため、恐らく最後まで読んだ方が「続き」や「その後」が気になって調べたのではないかと思われます。

なのでこの項目ではその結末やその後の作品への繋がり方について考察を交えつつ解説していきたいと思います。

ネタバレを含みますので未読の方は開かずにスルーしてください。

「さすらいアフロ田中」の最終回は主人公『田中広』がカタールへの転勤を決意し日本を飛び立つシーンで終わっています。

この最終回までの流れは割とあっさりとした展開になっており、最後まであまり大きな盛り上がりはありません。

そしてこの最終回で“アフロ田中”シリーズは公式に一度完結しました。10巻の帯にはシリーズの最終巻であることが書かれ、巻末や幕間には11年間の連載が終わった旨が描かれたおまけマンガが載っています。

そして“アフロ田中”シリーズを終えた作者は、次に「オケラのつばさ」という初の『田中広』が主人公ではない連載を始めます。

ただこの作品は5巻であっさりと完結。そして作者は次に“アフロ田中”シリーズを再開することを予告し、「しあわせアフロ田中」が始まりました。

ぽんこツ

再開した理由については「しあわせアフロ田中」に“大人の事情”としか書かれていません。

これらの事情から「さすらいアフロ田中」を読み『田中広』が転勤後どうなったかのかが気になって調べた人、終わったはずなのにまだシリーズが出ていることが気になって調べた人、まだ続いていることは知っているけど「さすらいアフロ田中」の次のシリーズのタイトルわからずに調べた人など、複合的な理由から関連キーワードに「続き」や「その後」といった単語が並んだものだと思われます。

「続き」という単語の回答としては次のシリーズは「しあわせアフロ田中」です。このシリーズでは28歳となり旭工務店を辞めた『田中広』の沖縄での新たなスタートが描かれています。

「その後」という単語に対しても基本的には「しあわせアフロ田中」読めば問題ないです。ただカタールでの日々などの描写は一切描かれていません。

さすらい~しあわせの間で行われていたことは以後のシリーズにも描かれていないので基本的には想像するしかありません。ただ「オケラのつばさ」の5巻50話〈アフロなお客〉には『田中広』が登場し、カタールでの勤務は一年だったと話すシーンがあるので割とすぐに帰ってきたということはわかります。

ぽんこツ

カタール編も読んでみたかったですね!

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

さすらいアフロ田中の5段階評価
面白さ
(4.5)
絵の上手さ
(4.5)
健全さ
(2.5)
爆笑
(4.5)
キャラクター
(4.0)
おすすめ度
(3.0)

面白さ

男女関係における失敗の描写のリアリティがスゴい。

とりあえず前作の「上京アフロ田中」で盛り上がった恋愛があんな終わり方をしてしまったことが単純にショックでした。

心理描写が上手くこれはこれで面白かったのですが、トラウマになってている主人公がなんだかとても可哀想で同情してしまいました。

ぽんこツ

そこは…ね、心の落ち着く方向で…うん…ね、うんうん…。

立ち直ってからの恋愛の描写は全体的に共感を覚える話が多くとても面白かったです。

ただ人付き合いにおける田中の失敗の仕方が読んでいる自分にも覚えがありすぎて身をつまされる思いに何度もなりました。

絵の上手さ

画風に大きな変化はなし。とても読みやすいです。

「中退アフロ田中」以降の絵柄とほとんど変わっていません。

コマ割り・キャラの描き分けどれもしっかりしていて読みやすいです。台詞が少なめでサクサク読める点も相変わらずです。

健全さ

前作以前と比較すると下品なネタは少し減りました。

下ネタの登場頻度は高め。それでも前作以前と比較するとだいぶ減った印象です。

代わりに日常あるある的なマイルドなギャグが増えました。

お色気描写もたまにある程度で露骨なサービスカットはだいぶ減りました。

ぽんこツ

かといって健全な漫画になったかというとそんなことは全く無いです

爆笑

“いい人”を卒業した『高橋』くんの言動に吹いてしまいました。

イマイチキャラの弱かった同僚の『高橋』くんが、いい人ぶることを辞めて今まで言えなかったことをぶち撒ける回が妙に痛快で笑えました。

ぽんこツ

チェンジ

他にも船上レストランでやりたい放題したり海で絡んできたヤンキーをボコボコに(イノベーション)してやったりと今作では『高橋』くんにかなり笑わせてもらいました。

キャラクター

“7点の女”こと『ななこ』ちゃんが登場。

今作にも新キャラが多く登場しましたが、やっぱり『ななこ』ちゃんの存在感が圧倒的でした。

今まで出てきた名有りの女性キャラは美人が多かったですが、7点の見た目というなんとも言えない評価(『西田』さんから言わせると7点もない)を受けた女性キャラがグイグイと話を引っ張っていくというのは読んでいてなかなか新鮮な面白さがありました。

ぽんこツ

設定上7点という扱いの容姿なのではなく読んでる側から見ても7点程度の見た目というキャラはちょっと珍しいかも。

おすすめ

前作以前のストーリーを知っていないと面白さは半減します。

続きものであり前作以前のシリーズの話と地続きになっている回もあるので、前作以前のシリーズを読んでから読むことを強く推奨します。

ぽんこツ

最低でも前作の「上京アフロ田中」は読んでおきたいところ。

『ロボ』や『いんらん』、『村田』といった初期の頃からのキャラも多く登場しストーリーに関わってくるため最初から読んでいるに越したことはありません。

ギャグは下ネタやあるあるネタが中心になっているなど、作風は以前のシリーズとほとんど変わりません。

今作はタイムスリップの話など今までのシリーズを読んでくれた人に向けて描かれた話が多いです。こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、今作はシリーズを順当に読み進めた“アフロ田中”シリーズのファンの方におすすめです。

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