「川柳少女」の評価・感想まとめ

川柳少女第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

川柳少女(せんりゅうしょうじょ)

作者

五十嵐正邦(いがらしまさくに)

「コーポ失楽園」と「凸凹アニメーション」は週刊少年マガジンで連載され完結しました。後者は宮島雅憲さんが原作を担当し五十嵐正邦さんは作画担当です。

「まったく最近の探偵ときたら」は電撃マオウで現在連載中。本作品と合わせて現在2つの連載を持っている形になります。

公式Twitter

「五十嵐正邦」さんのTwitter

作者本人の個人アカウントです。

「川柳少女」公式Twitter

漫画(原作)の公式アカウントです。

アニメ「川柳少女」公式Twitter

TVアニメの公式アカウントです。放送は既に終了しています。

掲載誌

週刊少年マガジン

巻数

既刊9巻 <連載中>

あらすじ・概要

言いたいことは五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子と、見た目は怖いけど心優しい文系部の毒島エイジ。五七五のたった17音で紡がれる二人の日常は、いつだって幸せいっぱい!

引用:講談社コミックプラス

口下手で言いたいことを五七五でしか伝えられない少女「雪白七々子」と強面で勘違いされやすいが心優しい少年「毒島エイジ」の二人を中心に描かれるラブコメディです。

三角関係や恋の駆け引きといった恋愛漫画寄りの要素は少なく、基本的には純な二人の仲睦まじい様子を眺め楽しむといった内容になっているのが特徴です。

4コマ漫画ですが各話の最後は大ゴマを使って締めるスタイルになっています。冒頭や末尾が普通の漫画形態で描かれることもあるためコマ割りにあまり定型はありません。

限定版・新装版などはあるか

この作品には特装版が出ています。

「9~11巻特装版」は原作単行本+ダウンロードカード+特典というやや特殊な販売形態になっています。

アニメ「川柳少女」にはBD・DVDが存在しません。代わりに各特装版にはQRコード(ダウンロードカード)が付属しており、これを動画視聴アプリ「PlayPic」で読み取るとアニメ本編を見ることが可能です。9巻特装版には第1話~第4話、10巻特装版には第5話~第8話、11巻特装版には第9話~第12話(最終話)までのQRコードがそれぞれ付属しています。

またそれぞれの特装版には描き下ろしイラストカードやイベントチケットなどの特典も付いています。

“第9巻”について

川柳少女第9巻の表紙

「川柳少女」第9巻|出典:amazon

第9巻は毒島の幼馴染「大月琴」に焦点があてられた巻になっており、全話描き下ろしとなっています。

4コマ漫画ではなく通常の漫画と同じコマ割りになっており、卒業旅行を兼ねた一泊二日のキャンプを舞台にした長編が収録されています。

ぽんこツ

週刊少年マガジンには未掲載です。「琴姉」の恋愛物語が描かれ泣かせるシーンもありファンには必見です!

試し読みや無料連載を行っているか

マガポケ

講談社コミックプラス

amazonなか見!検索

マガポケではなんと第1巻(1~19話まで)が丸ごと無料公開されています。

講談社コミックプラスとamazonでは各巻の冒頭(10~30ページ程度)が無料公開されています。

アニメや実写の原作になっているか?

この作品はアニメ化しています。

アニメ「川柳少女」

制作は「CONNECT」。雪白七々子役に「花澤香菜」さん、毒島エイジ役に「畠中祐」さんがキャスティングされ、2019年4月 ~ 6月まで放送されました(全12話)。

第1弾PV第2弾PV|第3弾PV⬆|公式サイト

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

川柳少女の5段階評価
面白さ
(3.5)
絵の上手さ
(4.5)
健全さ
(3.0)
爆笑
(4.0)
キャラクター
(4.0)
おすすめ
(3.5)

面白さ

主人公の「七々子」と「毒島」のやり取りがとても微笑ましい。

まず川柳で会話をする少女という設定がなかなか斬新で面白いです。メタ的な視点になりますが台詞として毎回一句詠むスタイルが4コマ漫画の起承転結の緩急と上手く噛み合っているように感じました。

そして何より「七々子」と「毒島」の川柳を挟んだ独特のコミュニケーションは見ていてとても癒やされます。二人はかなり早い段階から明確にお互いに好意を抱いておりはっきり言ってバカップルもいいところですが、そのやり取りには思わず口元が緩んでしまうことが多かったです。

絵の上手さ

キャラクターがとても魅力的に描かれています。

とても画力が高いことが素人目にもわかります。キャラの動きや表情が丁寧に描かれていて、4コマのコマ割りにしてしまうのはもったいないのではと思えるほど。

ただ巻数が進むに連れて段々と絵が簡略化されていく傾向あり。特にアニメが始まったあたり(8巻前後)からかなり登場キャラが丸くなり始め、全体的に少し太ったような印象を受けました。

ですがそれを差し引いても十分可愛らしいキャラが描かれていることは間違いありません。

健全さ

お色気描写は少なめ。下ネタは意外と出てきます。

ラブコメとしては珍しくお色気描写はほとんどありません。ただし全編描き下ろしの第9巻には温泉回が収録されており、今のところ唯一サービスカットが多い巻となっています。

ぽんこツ

巻末の「彼女、お借りします。」とのコラボ漫画もかなりサービスカットが多めです。

下ネタは意外と頻度が高め。少年誌にしてはキツめなワードが出てくることもあり、作品の雰囲気と少しズレている印象があります。

また毒島の幼馴染「大月琴」は完全な下ネタキャラになっているため、登場すると下品な要素がかなり強くなります。

爆笑

ちょっと強引なボケが多いですがツッコミにはキレがあります。

本作品はラブコメという触れ込みになっていますがかなりギャグ要素が強め。作中では「七々子」「毒島」ともにかなりボケ倒してきます。

ただ毒島の強面な設定を前面に押したギャグはベタかつやや強引なネタが多い印象(ギャグ漫画に強面ネタは本当に多いので仕方がないとも言えますが)。

彼女らのボケにメインキャラの一人である文芸部部長の「片桐アマネ」がツッコむというのが基本的な流れなのですが、そのツッコミは的確で勢いがあり何度も笑わせてもらいました。

アマネはツッコミだけでなくボケも兼ねた三枚目キャラになっており、縦横無尽に活躍する彼女の姿は見ていてとても楽しいです。

キャラクター

どのキャラも可愛らしくて個性的。

主人公の「七々子」は口で喋らないぶんとても表情豊かになっており、暗い性格になっていてもおかしくない設定をものともしない天真爛漫なキャラで作品全体を明るい雰囲気にしてくれています。

ぽんこツ

透明感を意識しつつ男性読者の理想像を目指して描いているとのこと。

また少しづつ増えていく脇役も個性的かつ魅力的なキャラが多く、増えていくごとにギャグにもバリエーションが出てくるのが嬉しいところ。ただ割とドンドンキャラが増えていくため、最近は少し内容がとっちらかり始めているような印象は受けています。

おすすめ

ギャグ要素は少し人を選ぶ印象。恋愛要素には癒しと安心感があります。

タイトルに「川柳」と入っていますが川柳や俳句、短歌などに詳しくある必要は全くありません。有名な俳人や句などが紹介されることも無くトリビア漫画的な要素は完全にゼロ。川柳要素はあくまでキャラ設定の一つに過ぎず「ギャグ」が7割「恋愛」が3割のラブコメ漫画となっています。

絵柄は可愛らしく画力もとても高いためギャグに笑いつつ可愛い女性キャラも期待したい人にはうってつけかもしれません。

ぽんこツ

個人的には占い師の「花買タオ」と毒島の妹「ハナビ」が好き!

なぜか毒島が動物園というものを知らなかったりなど妙に現実味がないネタがチラホラあるので細かいリアリティを気にする人には向いてないかも(五七五で喋る主人公という時点で現実味も何もないかもしれませんが)。

恋愛要素はありますがスタート時点から二人の間に誰かが入れるような隙間は感じられず、ラブゲーム的な展開でハラハラドキドキといったものはありませんが二人の関係は常に微笑ましく見ていて安心感があります。

ストーリー4コマですが起承転結の面白さもちゃんとあるので緩急あるギャグと癒やしのある恋愛両方を楽しめる漫画を読みたい方にオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です