「社畜!修羅コーサク」の評価・感想まとめ

社畜!修羅コーサク第1巻の表紙

ぽんこツ

レビュー(評価・感想)に一気に飛びたい方はここからジャンプ!

基本データまとめ・無料で読む方法は?

この項目では本作品の基本情報と無料で読む方法についてまとめています。

タイトル

社畜!修羅コーサク(しゃちく!しゅらコーサク)

作者

江戸パイン(えどパイン)

同作者の他作品

この作品以外に単行本化された作品はありません

ぽんこツ

2018年のモーニング40号で新作読み切り『山本嵐のジレンマ』を掲載。その後は不明です。

掲載誌

ヤングマガジンサード(2016年4号 - 2017年4号)

週刊ヤングマガジンへの移籍が予定されています(2巻の巻末に発表ページあり)。

巻数

既刊2巻

現在移籍前の充電中という状態で、完結ではなく休載という扱いになっています。

ぽんこツ

ただ既に2年以上音沙汰がなく再開の見込みは立っていません。

あらすじ・概要

図画コーサクはサラリーマンである!東京から墓多〈ハカタ〉に左遷〈トバ〉されたサラリーマンである!危険はびこる新天地で、コーサクの第2のサラリーマン人生が始まるのである‥‥!

引用:ヤングマガジン公式サイト

ブラック会社に務める主人公「図画コーサク」が福岡の博多(作中では墓多)に左遷されるところから始まるギャグです。

福岡の文化や名物などをネタにしたいわゆるご当地マンガで、治安の悪い危険な街というイメージから皮肉として付けられた“修羅の国”という面を誇張した世界観となっています。

また主人公はよく訓練された社畜という設定になっており、社畜あるある・サラリーマンあるあるも多く登場するのが特徴です。

ぽんこツ

見た目や名前は有名マンガ「島耕作」のパロディになっていますが、作中に「島耕作」要素はあまりありません。

試し読みや無料連載を行っているか

ヤングマガジン公式サイト

講談社コミックプラス

amazonなか見!検索

ヤングマガジン公式サイトや講談社コミックプラス、amazonで第1巻の冒頭から約30ページが無料公開されています。

2巻以降は各巻の冒頭から約10ページが無料公開されています。

「バランス釜」との関係は?

社畜!修羅コーサクの検索候補

「修羅コーサク」とGoogleに打ち込むと、関連キーワード(検索候補)の中に恐らく「バランス釜」という単語が並ぶと思います。

なかなかに不思議な組み合わせなので気になる方もいるかも知れません。この項目では本作品と「バランス釜」の関係について説明したいと思います。

そもそも「バランス釜」って何?って人も結構いると思います。「バランス釜」とは主に風呂の横に設置されお湯を温めるのに使われた給湯装置のことです。

バランス釜の画像

バランス釜って何?使い方と注意点|出典:Woman CHINTAI

ぽんこツ

写真を見てこれのことかと思った人もいるのでは?自分はおばあちゃん家がこれを使っていました。

昔は集合住宅などで多く使われていたようですが、今は給湯器の技術向上により見かけることはかなり減ったようです。

そして本作品にはこの「バランス釜」を題材にした回が登場します(第3話)。

主人公が左遷先で住んでいる家の風呂にこの「バランス釜」が設置してあり、この装置の使い方がわからず風呂に入れず困惑するという内容。

別に「バランス釜」の使い方に困ることがサラリーマンあるあるというわけでもないですし「バランス釜」が福岡発祥というわけでもないので割と異質の回なのですが、恐らくこの「バランス釜」に困惑するというあるあるが多くの人に刺さった内容だった模様。

あくまで推測ですが、「バランス釜」という名前自体知られていなかったこともあって何かしらでこの話を知った人が「社畜!修羅コーサク」とセットで調べた人が多かったのかもしれません。

ぽんこツ

自分もこの作品で「バランス釜」という名前を知りました。

レビュー(評価・感想)

この項目では評価・感想をレビューボックスに沿ってまとめています。

社畜!修羅コーサクの5段階評価
面白さ
(3.5)
絵の上手さ
(3.0)
健全さ
(3.0)
爆笑
(3.5)
キャラクター
(3.5)
おすすめ度
(3.0)

面白さ

サラリーマンの悲哀が上手くギャグに昇華されていました。

時折挟まれる福岡県のウンチクにはトリビア的な面白さがありました。

社畜ネタも上司の無茶振りに耐え部下の教育に苦労するなど中間管理職の悲哀を感じさせて共感できる部分なんかもあってよかったです。

ただ中盤にある数話に渡って展開される製粉所絡みの話は正直イマイチに感じました。

また終盤は話の主役が後輩の「吉四六」になることが多くなるのですが、個人的には主人公がメインになっている回のほうが好きなので全体的に序盤の方に面白い話が固まっていたかなという印象です。

ぽんこツ

でも二人で行くバスツアーの話は結構好き。

絵の上手さ

概ね読みやすいです。

キャラはリアル等身でやや濃い目。全体的にあまり整った絵ではありませんが、ギャグマンガとしては全然ありだと思います。

読みにくいというほどではありませんが、サラリーマン同士の細かなやり取りを切り取ったギャグが多いのでセリフ量が多い回もありちょっと読むのに疲れる話もありました。

健全さ

下ネタは特定の回に登場。お色気描写はありません。

基本的には下ネタはあまり出てきません。

ただしサラリーマンあるあるのネタの一部として九州地方で有名なある宴会芸が登場、これは結構下品です。

また主人公の先輩として登場する福山雅治のパロディキャラ「ファク山はさまる」は口癖が完全に放送禁止用語となっています。

お色気描写はゼロ。女性キャラも登場しますが、サービスカット的なものはありません。

爆笑

福岡県のご当地ネタと社畜あるある両方とも笑えました。

パイナップル(手榴弾)が木になっている、どう見ても世紀末にしかいなさそうなモヒカンが場を仕切っているなど、福岡の“修羅の国”としての面を誇張したギャグには不謹慎にも笑ってしまいました。

また社畜ネタに関しては“社畜ヘルス”なる免疫力は責任感に比例するという極論を語った回、土日になってから体調を崩すという面も含めていかにもブラック会社あるあるといった感じで笑えて面白かったです。

キャラクター

ありがちな社畜キャラで終わらない個性を主人公に感じました。

主人公「図画コーサク」の訓練された社畜という個性は面白く、第1話のギロチンを避けるシーンは開き直ったカッコよさがあり颯爽としていてよかったです。

社畜キャラというのは最近量産されすぎた感がありますが、上司の出した食べ物ならカッターナイフでも口にするというのはなかなか他にはない覚悟を感じさせました。

おすすめ

濃いサラリーマンあるあるが楽しめます。ただし未完で放置状態になっている点に注意。

福岡県をイジったギャグと社畜・ブラック会社あるあるが売りの作品ですが、比重的には後者の方が大きいです。“修羅の国”という面を茶化したネタは第1話がピークで話が進むにつれてだんだんと減っていきます。

サラリーマンの生態をネタにした話が多いので近い立場の人はかなり共感出来るかもしれません。自分は業種が違うので“仕事中にソリティア”などのネタはあまりピンときませんでしたが、ツボにはまる人にはハマるのかも。

既刊2巻なので手には取りやすいはず。ただ内容的にも連載的にもかなり中途半端な終わり方をしているのでしっかりと終わらせてあってないと気持ち悪いという人には向かないと思います。続巻が出るかはかなり微妙な状況です。

会社勤めのサラリーマンがターゲット層の作品なのは間違いありません。サラリーマンあるあるや社畜として得たスキルを誇張したギャグに興味が湧いた方におすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です